会社を設立する「キッカケ」はまちまちだと思います。
ある人はやる気満々で、これから事業を起こして「バリバリ」仕事をしていこうと思っている人。またある人は個人事業主として頑張ってきて、その事業が軌道に乗り売り上げも延びてきて、更にその事業を大きくしていきたいと思っている人。また、税務対策上の必要性を感じたり、依頼をしている税理士から薦められて会社設立を検討している人。
銀行へ融資の申し込みに行ったら、法人でないために信用度が不足していて断られたため法人化の必要性を強く感じ始め、または行員に薦められたために会社設立を真剣に思い立った人等々。取引先に対する信用を増大して、更に経営を伸ばしていきたい。取引先からの仕事を他の法人であるライバル会社に取られてしまった。「許可」を取得して信用が増したが、更に信用を大きくして事業を成長させたい。
と、積極的に将来に向けて会社設立を検討している人、そして、そうでもないが必要に迫られたり、他の人に薦められて考えている人など、いろいろな人たちやいろいろなケースがありますね。
会社の設立は、一定の要件を満たせば、当然に誰でも、いつでも、どこででもすることができます。
このことを準則主義といいます。
特許主義•許可主義•認可主義•認証主義•自由設立主義等のうちの一つで、許可や認可等を得なくても法律上の要件を満たせば、行政機関の裁量を待たずに法人格が付与されるものです。
ですので、会社設立は各種設立行為の中では規制が比較的緩い部類になります。今、会社を立ち上げようかどうか迷っている方は、このことを考慮しながら、資本金とか定款とか費用や登記のことについて学んでみましょう。
また、会社設立のことでお悩みの方は、当事務所までお気軽にお問い合わせ下さい。
行政書士 田中務事務所 代表 田中 務
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